NPO法人風花(野田村)

NPO法人風花が運営する地域活動支援センターは、野田村唯一の地域活動支援センターとして障がいのある方の居場所となっている。法人理事長の柏木貴美子さんにお話しを伺った。

■障がいを持つ方の生活の手助け 地域の障がい者の居場所となる   事業所では敷地内の畑での農作業や裂き織り、手芸などの活動をしている。12月に開催される「風花まつり」は活動紹介や展示、中学生や園児のダンス披露、フリーマーケットなど盛りだくさんの内容だ。現在は8名の方が通所している。週2回通所者へ入浴サービスも行っており、野田村だけでなく久慈市や普代村から来ている方もいる。活動を始めたきっかけは、自身の子どもが急性脳炎で障がいを持ったこと。障がいを持つ方が自立した生活が送れるように、少しのお手伝いをしたい。

■多くの支援 心を尽くした事業を   開所時や運営にあたっては、備品の寄付など多くの支援があった。たくさんの支援のおかげで成り立っている。支援者とのつながりに感謝する。今後は、利用者の方へより多くの工賃を渡せるように「就労継続支援B型」の事業所開設を目指している。自分も同じ立場だからこそ障がいを持つ方やその家族に寄り添って、心を尽くした事業を続けていきたい。