大船渡まちもり大学/NPO法人おおふなと市民活動センター(大船渡市)

 大船渡まちもり大学の事業主催は、施設を管理する㈱キャッセン大船渡ですが、NPO法人おおふなと市民活動センター(木下雄太理事長)が委託を受け、事業を運営しています。木下理事長からお話しを伺いました。

キャッセン大船渡から若者がアクションに踏み出す

 大船渡まちもり大学はキャッセン大船渡の敷地内にあるコミュニティスペースを会場として開催されています。若者を主なターゲットに、まちの担い手を育む場です。

まちづくりの学びを得るコミュニティ

 市内における課題解決や自己実現の方法を学ぶ場になっています。「やってみたいこと」を抱える人が、実際に行動に踏み出せるように、全体のプログラムを設計しています。実際にいくつかの「やってみたいこと」が、具体的なプロジェクトとして実施されました。参加者は各回平均して30名以上。社会人のほか高校生の参加も多く、仕事終わりや放課後の時間に合わせ、開催しています。

まちを盛り上げる担い手を育てる

 今年は、まちづくりの課題に着目。「商店街や商品開発、働き方、地域コミュニティ等具体的なテーマを設定し、参加者といっしょ考える。まちに必要なことを意識しながら、自分のやりたいことをできる人が育ってほしい。」と木下理事長。

 これからも大船渡市民の学び舎として、名前の由来通り、まちを守り、盛り上げる若者の育成が期待されます。

まちもり大学